英文法解説シリーズ『感嘆文』
こんにちは!
おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。
今回は“感嘆文”について解説します。
感嘆文とは「心の動き」や「感情」を表現する文のこと。
>>>感嘆文のカタチ
What (a/an) 形 名 + S V ! How 形 / 副 + S V ! |
whatとhowを使った2種類があり、SVの前の形の違いによって使い分けます。
文末には!(感嘆符)をつけることにも注意しましょう。
>>>whatの感嘆文
whatの後ろには形容詞に修飾された名詞が置かれます。
名詞が単数形のときには冠詞をつけます。
名詞が複数形や不可算名詞のときには冠詞はつけません。
訳すときには「なんて…な~」とします。
What a beautiful girl she is! 「彼女はなんてきれいな女の子なのだろう!」 What an interesting book this is! 「これはなんて興味深い本なのだろう!」 |
SVの直前にそれぞれ形容詞+名詞が置かれていますね。
girlもbookも可算名詞の単数形なので、前には冠詞が置かれているんです。
What beautiful girls they are! 「彼女たちはなんてきれいな女の子たちなのだろう!」 What interesting books these are! 「これらはなんて興味深い本なのだろう!」 |
こちらはSVの直前の名詞がそれぞれ複数形なので、冠詞は必要ありません。
What clean water it is! 「それはなんてきれいな水なのだろう!」 |
この文はSVの直前の名詞がwaterという不可算名詞なので、冠詞はつけません。
>>>howの感嘆文
howの後ろには形容詞、または副詞が置かれます。
訳すときには「なんて…」とします。
How tall he is! 「彼はなんて背が高いのだろう!」 How sweet this candy is! 「このキャンディはなんて甘いのだろう!」 |
SVの直前にそれぞれtallとsweetという形容詞が置かれています。
How fast the dog runs! 「その犬はなんて速く走るのだろう!」 How slowly she talks! 「彼女はなんてゆっくり話すのだろう!」 |
こちらはそれぞれSVの直前に副詞が置かれていますね。
英会話で感嘆文が使われるときには、whatの場合も、howの場合も、後ろのSVの部分は省略されることが一般的です。
しかし、文法的に正式なカタチを知っておくことは非常に重要です!
感嘆文を使いこなして、英語表現の幅を是非広げてください!
今日も応援してますね!
英語学習がんばってください:)