ブログ
2020年02月12日

英文法解説シリーズ『感嘆文』

こんにちは!

おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。

 

 

今回は“感嘆文”について解説します。

感嘆文とは「心の動き」「感情」を表現する文のこと。

 

 

>>>感嘆文のカタチ

What (a/an) 形 名 + S V !

How 形 / 副 + S V !

 

whatとhowを使った2種類があり、SVの前の形の違いによって使い分けます。

文末には!(感嘆符)をつけることにも注意しましょう。

 

 

>>>whatの感嘆文

whatの後ろには形容詞に修飾された名詞が置かれます。

名詞が単数形のときには冠詞をつけます。

名詞が複数形や不可算名詞のときには冠詞はつけません。

 

訳すときには「なんて…な~」とします。

 

What a beautiful girl she is!

「彼女はなんてきれいな女の子なのだろう!」

What an interesting book this is!

「これはなんて興味深い本なのだろう!」

 

SVの直前にそれぞれ形容詞+名詞が置かれていますね。

girlもbookも可算名詞の単数形なので、前には冠詞が置かれているんです。

 

 

What beautiful girls they are!

「彼女たちはなんてきれいな女の子たちなのだろう!」

What interesting books these are!

「これらはなんて興味深い本なのだろう!」

 

こちらはSVの直前の名詞がそれぞれ複数形なので、冠詞は必要ありません。

 

What clean water it is!

「それはなんてきれいな水なのだろう!」

 

この文はSVの直前の名詞がwaterという不可算名詞なので、冠詞はつけません。

 

 

 

>>>howの感嘆文

howの後ろには形容詞、または副詞が置かれます。

 

訳すときには「なんて…」とします。

 

How tall he is!

「彼はなんて背が高いのだろう!」

How sweet this candy is!

「このキャンディはなんて甘いのだろう!」

 

SVの直前にそれぞれtallとsweetという形容詞が置かれています。

 

How fast the dog runs!

「その犬はなんて速く走るのだろう!」

How slowly she talks!

「彼女はなんてゆっくり話すのだろう!」

 

こちらはそれぞれSVの直前に副詞が置かれていますね。

 

 

 

英会話で感嘆文が使われるときには、whatの場合も、howの場合も、後ろのSVの部分は省略されることが一般的です。

しかし、文法的に正式なカタチを知っておくことは非常に重要です!

感嘆文を使いこなして、英語表現の幅を是非広げてください!

 

 

今日も応援してますね!

英語学習がんばってください:)