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2024年10月15日

映画はwatchする?seeする?英語の『見る』を攻略!

こんにちは!

おとなの英語予備校谷口翔太です。

 

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英語で「見る」という意味の単語はいくつかありますが、

代表的なものとしてseewatch

思い浮かべる人は多いと思います。

 

この2つの違いを考えるとき、

英語学習者は意味の違いを考えようとします。

 

もちろん意味の違いもあるんですが、

英語は意味以上に型を重視する言語です。

 

seeとwatchでは、

意味以前に用法、使い方が違います。

 

そもそもwatchは進行形にできるのに対して、

「見る」という意味ではseeは進行形にできないんです。

※ちなみに「付き合う」って意味のときは、seeを進行形にして、

 I’m seeing someone.「付き合っている人がいる」と表現します。

 

同じような意味を持っている単語を見たときに、

ネイティブスピーカーやプロも含めて、

 

その意味の違いを説明することが多いですが、

もっとも大切なのは“型”だったり、

その単語を使うときのルール、

つまり“英文法”だったりします。

 

まずはそれを覚えておいてくださいね。

 

今お伝えした通り、seewatchには

進行形にできるかできないかの違いがありますが、

今度は意味の違いを見てみましょう。

 

 

see

seeの本来の意味は「視界に入ってくる」って感じです。

意識的に見ようとしているわけではないんです。

 

watch

それに対してwatch「意識的に見る」という感じ。

自ら進んで、自分の意志で見るわけです。

 

英会話の場面で考えてみましょう。

 

「~を見かける」というときは、

たまたま“視界に入ってくる”わけですから、

watchではなく、seeを使います。

 

「ポスターを見かける」はsee a posterです。

 

英語で「気をつけて」という意味の熟語に

watch outがあります。

 

“外側(自分の周り)を意識して見る”

という意味から「気をつけて」となりました。

 

気をつけるときは意識するわけですから

see ではなく、watchを使います。

 

映画館で映画を見るときは、see a movieと言います。

 

これは意識する、しないにかかわらず、

自動的に映画は放映され、

大きなスクリーンから“視界に飛び込んでくる”から。

 

自宅などで映画を見るときは、

watch a movieと言いますが、

 

こちらの場合は、自分で見たいから

“意識して見る”わけですから、watchですね。

 

英語を使うときにこの違いを少し意識してみると、

英文法の世界がよりカラフルに見えるようになりますよ!

 

 

応援しています!

英語学習がんばってくださいね:)