ネイティブがよく間違ってしまう文法4選
こんにちは!
おとなの英語予備校の谷口翔太です。
今回のブログでは、ネイティブスピーカーがよく間違ってしまう英文法を4つご紹介します。
海外ドラマや映画のセリフで見たものもありますし、
僕がアメリカの高校・大学に通っていたときに、実際に先生に直されているところを直接見たことがあるものも含まれています。
ネイティブスピーカーだって人間ですから、文法が曖昧になっていることもありますよね。
それは日本人も同じこと。
日本語の文法を完璧に使いこなせているわけじゃないですもんね。
▶ effect vs affect
どちらも発音は同じです。
それがネイティブが間違ってしまう原因だと思います。
effectは名詞で「影響、効果、結果」という意味で、
affectは動詞で「影響を及ぼす」という意味です。
▶ it’s vs its
これは日本では、学校で英語を勉強始める割と初期に習いますね。
これも発音は同じです。
it’sは、it isもしくはit hasの短縮形で、
itsは、人称代名詞itの所有格です。
▶ There is vs There are
× There is a lot of people in the park.
この英文は間違っていますが、ネイティブはよく使います。
僕の知る限りでは、90年代の映画やドラマですでにネイティブがこの間違いをしているので、
もうかなり以前から口語でこのミスをしているようです。
これは「~がある」「~がいる」という意味のthere構文です。
この文では、be動詞の後ろに主語がくるので、
後ろの名詞に合わせてbe動詞を決めなければなりません。
例に挙げた英文では、a lot of peopleが主語です。
複数ですからbe動詞はisではなくareが正解です。
〇 There are a lot of people in the park.
「その公園にはたくさんの人がいます」
▶ less vs fewer
最後にご紹介するのは、lessとfewerです。
まずはクイズです。
正しいのはどちらだと思いますか?
(1) less people
(2) fewer people
これは恐らくほぼ100%のネイティブが(1) less peopleと答えると思います。
でも答えは(2) fewer peopleです。
lessはlittleの比較級で、little-less-leastと活用します。
littleは不可算名詞、つまり数えられない名詞につけるので、peopleを修飾できないんですね。
fewerはfewの比較級なので、可算名詞、つまり数えられる名詞を修飾します。
peopleは数えられる名詞ですから、fewerが正解ということです。
ちなみにfewは、few-fewer-fewestと活用します。
資格試験などを受けられる方は、注意してくださいね。
応援しています!
英語学習がんばってください:)