英語力UPの鍵!文型と品詞の関係を改めて学んでみよう!
こんにちは!
おとなの英語予備校の谷口翔太です。
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学校で勉強した英語の“文型”というのを覚えているでしょうか?
SVOCとかいう、アレです(笑)
今回はこの文型と品詞の関係についてお話ししたいと思います。
“文型”という言葉を聞くと、
「なんか難しそう…」というイメージを持っている人も多いと思いますが、
決してそんなことはありません。
大人であれば十分理解できるレベルの話です。
実際、日本語にも文型があり、国語の授業で勉強しています。
これらの知識を習うのはなんと小学校の低学年です。
つまり英語だろうが日本語だろうが、
文型というのは基礎的知識だということです。
ちなみに日本語の基本文型は3つに分けられます。
「だれ(何)が どうする。」
「だれ(何)が どんなだ。」
「だれ(何)が 何だ。」
小学校で勉強した覚えがありませんか(^-^)
英語の5つの基本文型
それでは、ここから英語の文型の話に入ります。
肩の力を抜いて、流し読みするくらいの感覚でいいです。
軽い気持ちで読み進めてください。
英語には第1文型~第5文型までの5つの文型があります。
まずは5つの文型とその記号を確認してみましょう。
第1文型 | S V |
---|---|
第2文型 | S V C |
第3文型 | S V O |
第4文型 | S V O O |
第5文型 | S V O C |
これらはすべてV、つまり動詞を中心に分類されています。
どんな文型を取るかは動詞によって決まっています。
動詞が取る型が5通りあるってこです。
文の要素って何?
次に文型に使われている記号を解説していきますね。
V → 述語動詞
英語で動詞はverbと言います。
その頭文字を取ってVと表記します。
文字通り、動詞だけがVになれます。
S → 主語
英語で主語をsubjectと言い、
その頭文字を取ってSと表記します。
主語(S)になれる品詞は名詞だけです。
O → 目的語
英語で目的語をobjectと言い、
その頭文字を取ってOと表記します。
目的語(O)になれる品詞も名詞だけです。
C → 補語
英語で補語のことをcomplementと言い、
その頭文字を取ってCと表記します。
補語(C)になれるのは名詞か形容詞です。
このように文型と品詞には深い関係があり、
そのポジションに配置できる品詞は予め決まっています。
これらのV、S、O、Cのことをまとめて
「文の要素」と言います。
英文における主要キャラみたいなものです。
余談ですが、「文の要素」と「品詞」を区別できていない人は結構います。
「この単語の品詞は何だと思いますか?」と尋ねると、
「主語です」と答える方が結構いらっしゃいます。
主語は品詞ではありません。
主語というのは、文型上のポジションの名前です。
このポジション名は「文の要素」と言います。
「品詞」とは
名詞、形容詞、副詞、前置詞のように
“~詞”とつくものです。
つまり、「品詞は何ですか」と聞かれたら
「形容詞です」などと答え、
「文の要素は何ですか」と聞かれたら
「補語です」などと答えるのが正しいんです。
この機会にきちんと整理しておきましょう。
品詞・文型から逃げてはいけない!
品詞が出てくるとイヤだなと感じる人もいると思いますが、
品詞についても、国語であれば小学生のときに習っています。
英語に限らず、言語を学ぶ上で品詞はとても大切です。
最初に話した日本語の文型も、品詞と深い関係があります。
僕が学習塾で教えていた生徒たちも、
小学校の高学年にもなれば、
品詞のはたらきによって文型の違いをスラスラ説明していました。
きちんと理解していれば小学生でも説明できることなんです。
大人が「品詞や文型が難しい」というのは思い込みであり、甘えです。
品詞と文型の勉強を避けていては、
あるレベルで完全に上達はなくなります。
言語の土台となる部分を理解していないのですから、
積み上げられる量には限界があって当然。
逆に品詞や文型を理解することができれば、
本当の英語力を身につける土台ができます。
すると英文法の世界が今までと全く違うものになります!
ちなみにTOEICでも品詞や文型に関する問題は頻出です。
どうか品詞や文型から逃げずに
しっかりとした英語の土台を築き上げてください!
応援しています!
英語学習がんばってくださいね:)