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2025年02月03日

英語力UPの鍵!文型と品詞の関係を改めて学んでみよう!

こんにちは!

おとなの英語予備校谷口翔太です。

 

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学校で勉強した英語の“文型”というのを覚えているでしょうか?

SVOCとかいう、アレです(笑)

 

今回はこの文型と品詞の関係についてお話ししたいと思います。

 

“文型”という言葉を聞くと、

「なんか難しそう…」というイメージを持っている人も多いと思いますが、

決してそんなことはありません。

 

大人であれば十分理解できるレベルの話です。

 

実際、日本語にも文型があり、国語の授業で勉強しています。

これらの知識を習うのはなんと小学校の低学年です。

 

つまり英語だろうが日本語だろうが、

文型というのは基礎的知識だということです。

 

ちなみに日本語の基本文型は3つに分けられます。

 

「だれ(何)が どうする。」

「だれ(何)が どんなだ。」

「だれ(何)が 何だ。」

 

小学校で勉強した覚えがありませんか(^-^)

 

 

英語の5つの基本文型

それでは、ここから英語の文型の話に入ります。

肩の力を抜いて、流し読みするくらいの感覚でいいです。

軽い気持ちで読み進めてください。

 

英語には第1文型~第5文型までの5つの文型があります。

まずは5つの文型とその記号を確認してみましょう。

第1文型 S V
第2文型 S V C
第3文型 S V O
第4文型 S V O O
第5文型 S V O C

これらはすべてV、つまり動詞を中心に分類されています。

どんな文型を取るかは動詞によって決まっています。

 

動詞が取る型が5通りあるってこです。

 

 

文の要素って何?

次に文型に使われている記号を解説していきますね。

 

V → 述語動詞

英語で動詞はverbと言います。

その頭文字を取ってVと表記します。

文字通り、動詞だけがVになれます。

 

S → 主語

英語で主語をsubjectと言い、

その頭文字を取ってSと表記します。

主語(S)になれる品詞は名詞だけです。

 

O → 目的語

英語で目的語をobjectと言い、

その頭文字を取ってOと表記します。

目的語(O)になれる品詞も名詞だけです。

 

C → 補語

英語で補語のことをcomplementと言い、

その頭文字を取ってCと表記します。

補語(C)になれるのは名詞形容詞です。

 

このように文型と品詞には深い関係があり、

そのポジションに配置できる品詞は予め決まっています。

 

これらのV、S、O、Cのことをまとめて

「文の要素」と言います。

英文における主要キャラみたいなものです。

 

余談ですが、「文の要素」と「品詞」を区別できていない人は結構います。

 

「この単語の品詞は何だと思いますか?」と尋ねると、

「主語です」と答える方が結構いらっしゃいます。

 

主語は品詞ではありません。

主語というのは、文型上のポジションの名前です。

このポジション名は「文の要素」と言います。

 

「品詞」とは

名詞、形容詞、副詞、前置詞のように

“~詞”とつくものです。

 

つまり、「品詞は何ですか」と聞かれたら

「形容詞です」などと答え、

 

「文の要素は何ですか」と聞かれたら

「補語です」などと答えるのが正しいんです。

 

この機会にきちんと整理しておきましょう。

 

 

品詞・文型から逃げてはいけない!

品詞が出てくるとイヤだなと感じる人もいると思いますが、

品詞についても、国語であれば小学生のときに習っています。

 

英語に限らず、言語を学ぶ上で品詞はとても大切です。

最初に話した日本語の文型も、品詞と深い関係があります。

 

僕が学習塾で教えていた生徒たちも、

小学校の高学年にもなれば、

品詞のはたらきによって文型の違いをスラスラ説明していました。

 

きちんと理解していれば小学生でも説明できることなんです。

大人が「品詞や文型が難しい」というのは思い込みであり、甘えです。

 

品詞と文型の勉強を避けていては、

あるレベルで完全に上達はなくなります。

 

言語の土台となる部分を理解していないのですから、

積み上げられる量には限界があって当然。

 

逆に品詞や文型を理解することができれば、

本当の英語力を身につける土台ができます。

すると英文法の世界が今までと全く違うものになります!

 

ちなみにTOEICでも品詞や文型に関する問題は頻出です。

 

どうか品詞や文型から逃げずに

しっかりとした英語の土台を築き上げてください!

 

応援しています!

英語学習がんばってくださいね:)