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2019年08月23日

ボクに勇気をくれた言葉

こんにちは!

おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。

 

初めてアメリカに留学したとき、ボクが最初にぶち当たった壁、それが“ホームシック”でした。

今では留学生がホームシックになるという話はあまり聞きませんが、ボクのホームシックは結構なレベルだったと思います。

 

 

 

初めての海外。

知っている人は誰もいない、友だちもできない。

言葉は通じない。

 

日本にいたときには当たり前だったことが当たり前でない世界でした。

 

 

 

自分の思いや考えを伝えることができない…

相手の言っていることがわからない…

言葉で意思疎通ができないことがこれほど辛いことだとは思いませんでした。

 

コミュニケーションがとれないので、友だちをつくることもできないまま毎日が過ぎていきました。

 

環境が変わりすぎて何が何だかわからないまま過ぎていく日々の中、いつしかボクはホームステイ先の自分の部屋に戻る度に、カレンダーばかり眺めるようになっていました。

カレンダーを見ながら日本に帰国するまでの日数を数えていたんです。

 

 

「まだ300日近くもあるんか…」

「こんな長い間、この生活に耐えられるんかな…」

「早く日本に帰りたい…」

 

ただただ耐えるだけの日々。

そんな生活がしばらく続いた後、ボクの留学生活を大きく変える言葉に出会いました。

 

 

ボクの通っていたアメリカの高校には学生たちが休み時間におしゃべりしたり、昼休みにランチを食べたりできるラウンジがありました。

 

ある日の放課後、誰もいなくなったそのラウンジに一人いたボクは壁に大きなポスターが貼られてあるのに初めて気づきました。

そこには見覚えのあるNBA選手の写真と共に英語でこう書かれていました。

 

I’ve missed more than 9,000 shots in my career.

I’ve lost almost 300 games.

26 times I’ve been trusted to take the game winning shot and missed.

I’ve failed over and over and over again in my life.

And that is why I succeed.

 

 

鞄の中に入れて持ち歩いていた辞書を取り出して、何が書かれているのか夢中で調べました。

 

 

「失敗やうまくいかないことがあるから、成功があるんだ」

 

この言葉はボクにそう教えてくれました。

 

失敗がなければ成功はない。

じゃあ失敗を経験するためには何が必要か?

 

“行動”だ。

挑戦するしかない。

 

 

その日から、休み時間や放課後に先生に話しかけるようにしました。

英語を話せるようになりたいから自分と話をしてほしいとお願いして、会話の練習相手になってもらってたんです。

 

おそらく学校にいるすべての先生に話しかけたと思います。

 

すると先生は英語の表現や、発音の仕方などいろいろ教えてくれました。

先生から教えてもらったことをメモして、次の日に新しく学んだフレーズを必ず会話に取り入れて使うようにしました。

 

そんなことがきっかけで先生たちと仲良くなり、いつの間にか友だちもたくさんできていました。

 

そこからボクの留学生活は上昇気流に乗ることになったんです。

 

 

 

 

もしあの日、そのNBA選手のこの言葉に出会ってなかったら、状況はずっと変わらなかったかもしれません。

 

ボクの留学を“成功”に導いてくれた思い入れのある言葉。

 

今でも大切にしている言葉です。

 

僕は選手生活の中で9000本以上のシュートを外した。

僕は300回近い試合で負けた。

そのうち26回は勝敗を決めるシュートを託され、外してしまった。

僕は何度も何度も何度も失敗を重ねてきた。

だから僕は成功するんだ。

 

     -マイケル・ジョーダン-

 

 

今日も応援してますね!

英語学習がんばってください: )