母国で味わえない苦労を味わえることが留学の魅力
こんにちは!
おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。
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あなたは「留学」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
楽しそう!
羨ましい!
憧れる!
そんなポジティブな印象を抱く人が多い中、「大変そう」とか「なんか不安」とか、マイナスのイメージを持つ人もいるんじゃないかと思います。
ボクは高校と大学で2度の留学経験があります。
ボクの人生を大きく変えてくれた大イベントであり、本当にかけがえのない貴重な経験でした。
トータルで考えると最高に楽しい時間だったんですが、留学して最初の数ヶ月は全くといっていいほどいい思い出がありません。
辛い思い出ばかりです。
徳島県の小さな田舎町で生まれ育ったボクにとって、留学先のアメリカでの生活は苦労の連続でした。
ひどいホームシックになり、何度も日本に帰りたいと思ったものです。
日本では当たり前にできていたこと、何でもないことが、留学先ではふつうにできないことがたくさんありました。
例えば、買い物。
コンビニでもスーパーでも、洋服屋さんでも、レジで支払いをするだけで一苦労でした。
何を聞かれているか全然分からなくて、とんちんかんな答えを返して、相手を困らせることもしばしば。
学校の勉強もそうです。
当たり前のことですが、すべて英語で書かれた教科書を読み、宿題をするわけですが、時間がかかるだけじゃなくて、結局何を答えていいのかわからないなんてこともよくありました。
キリスト教徒のホストファミリーとの生活もなかなかうまくいかないことも多くありました。
毎週教会に連れていかれ、礼拝と聖書の勉強。
文化の全く異なる人たちといっしょに生活すると、お互いにぶつかることもあります。
英語が話せなかったボクは、十分にコミュニケーションを取ることもできず、言いたいことも言えない状態でモヤモヤが溜まっていくばかり。
話せばキリがないくらい、いろんなことがありました。
今ではインターネットやSNSが普及し、海外にいても日本の家族や友だちと簡単に連絡を取ることができるようになりました。
日本に国際電話をかけることすら簡単にはできなかった20年前。
自分の母国語で誰かを頼ることはほぼできませんでしたが、だからこそたくさんの苦労を自分で乗り越えてきたことはボクの宝です。
英語を話せるようになったことよりも何倍もの価値のある経験をさせてもらったと思っています。
今日も応援しています!
英語学習がんばってください:)