留学の苦労話を共有した友人
こんにちは!
おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。
いつも応援いただきありがとうございます!
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シアトルに留学していた高校時代。
ボクは日本とアメリカの文化の違いにカルチャーショックを受け、
日本が恋しくてホームシックになり、毎日「日本に帰りたい・・・」と思っていた時期がありました。
初めてアメリカに渡ったこのときのカルチャーショックとホームシックはかなり辛い経験でした。
毎晩ベッドに入る度に泣いていたのを今でも鮮明に覚えています。
当時はまだインターネットもそれほど普及しておらず、簡単に日本に連絡はできませんでした。
ひどい孤独感を味わった時期でもあります。
そんなボクでしたが、アメリカで知り合った多くの人たちに支えられて、苦労を乗り越えて無事にアメリカの高校を卒業することができました。
そのころにはアメリカにも馴染み、アメリカの生活がすごく楽しくなっていました。
そして大学進学のため帰国したボクは、今度は「逆カルチャーショック」というものを経験しました。
アメリカの生活に馴染んでしまっていたボクは、日本の人たちと接するとき、少し距離感をつかみづらくなっていたんです。
いろんな人から、
「アメリカ留学してたんやな~、ええな~」
「留学とか、めっちゃ楽しそう!」
などと言われ、それが少し嫌になる時期がありました。
確かに留学はすごくいい経験で、本当に楽しい時間でした。
ボクにとって大きな意味のある出来事であったことは間違いありません。
しかし、それと同じくらい大変なことや苦労もありました。
長期留学を経験していない人たちからすると、留学に楽しいイメージがあって当然だと思いますが、
留学で楽しい思いをしただけのように言われている感じがしました。
そんな時期に、大学で一人の友人ができました。
彼はニュージーランドへの留学経験があり、
彼と話すときには、お互いの留学時代の苦労話をして盛り上がりました。
これが大変だったよな~
こんなとき、どうしてた?
ホームシックになって辛くて泣いた話も、共有できた友人でした。
社会人になってから、この「逆カルチャーショック」が原因で、精神的に辛い思いをしている人たちに出会うことがありました。
意外と見落とされている留学の現実のひとつです。
今思うと、大学時代にその友人に出会っていなかったら、ボクもどうなっていたか分かりません。
留学で味わった挫折や苦労を共感してくれる友人がたった一人でもいたことが、ボクにとっては大きな救いでした。
どんな物事にも陰と陽の2面性があります。
留学をしたからといってカンタンに英語が身につくわけではありません。
英語学習にも“苦”の面が必ずあり、これを受け入れられなければ英語を習得できるはずがありません。
“楽”だけでなく、“苦”の部分も受け入れる。
“陽”だけでなく、“陰”の部分も受け入れる。
マイナスの面をしっかり受け止めて進んでいきましょう。
今日も応援していますね!
英語学習がんばってください:)