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2020年04月07日

アメリカの高校卒業を決断した日

こんにちは!

おとなの英語予備校・代表の谷口翔太です。

 

 

高校2年生の夏、ボクは当時通っていた地元の高校を中退しました。

高校を辞めた理由はひとつに絞れるわけではありませんが、感覚的に「ここにいたらダメだ」とわかっていました。

 

田舎の高校生なりに、将来どうなりたいのかを真剣に考えていました。

 

でも明確な答えは全く出ず…

 

 

とにかく大きな変化が必要だと思い、高校を辞める決断をしました。

 

 

 

その後アメリカに単身留学、シアトル郊外の高校に通うことになりました。

アメリカに行っても、明確な目標もなく、ただその日その日を過ごしているだけでした。

 

 

留学して数ヶ月経った頃、

クリスマス休暇の数日間、現地で知り合った日本人の方のお宅に泊まらせてもらうことになりました。

 

そこにはボクと同じようにアメリカに単身留学している日本人の高校生が数名。

彼らもクリスマス休暇でその方のお宅に招かれていたそうです。

 

そんなクリスマスイブのお昼ご飯を済ませた後、その方が留学生のボクらに、彼がアメリカに来てビジネスを始めた頃のことを話してくれました。

 

 

その話をすごく簡略化してお伝えすると、こんな感じ…

 

確かジュースを販売していたと言っていたように思いますが、ちょっと記憶が曖昧です…

 

最初はビジネスは順調に進み、売り上げもどんどん上がっていきました。

 

味を占めた彼は別のビジネスにも手を出していきました。

 

その結果、最初は順調だったビジネスもどんどんうまくいかなくなり、ついには会社は潰れてしまったのだそうです。

 

 

 

そして彼はボクらにこう教えてくれました。

 

 

「たったひとつのことを、最後までやり抜くこと。

それはとても尊いことなんだよ。」

 

 

その言葉を聞いて、ボクはしばらく考えていました。

 

カッコつけて高校を中退しアメリカに来たものの、どこへ向かえばいいのか全くわからず、先のことなんて何も見えていませんでした。

 

ボクが今最後までやり抜かなければならないたったひとつのこと

それは何か…

 

 

思いついた答えはたったひとつ。

 

アメリカの高校を卒業しよう!

 

 

将来どうなるのかなんてわかりませんが、今自分が置かれた環境で、今やるべきことは、きちんと高校に通い卒業することしかないと思ったんです。

 

 

そのとき以来、先が見えなくて不安になったり、未来のことで迷ったりする度に、

 

「今やるべきこと、今できることに集中して精一杯やろう!」

 

と心に決めています。

 

そうすれば、必ずその先にやるべきことが見えると信じています。

 

 

 

今日も応援してますね!

英語学習がんばってください:)

 

 

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