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2018年11月01日

ネイティブ信仰はもうやめよう!

こんにちは!

おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です。

 

今日はネイティブスピーカーについて考えてみたいと思います。

多くの日本人は英語のネイティブスピーカーを神様みたいに捉えている節がどこかあるように思えてなりません。

例えば、書店で「ネイティブ」という言葉が本のタイトルについていると、心のどこかで「なら間違いないな」と思ったりしていませんか?

英会話スクールで「講師はすべてネイティブ」という文言を見て、「日本人に習うよりもやっぱネイティブに習う方がいいに決まってる」と思い込んでいませんか?

「ネイティブスピーカーが言うなら正しい」と安易に判断してしまっている人が多いような気がします。

 

>>> ネイティブだって完璧じゃない

でもよく考えてみてください。

ネイティブスピーカーの語学力にも差はあります。

英語という言語に関してきちんとした知識のあるネイティブの言うことなら信用できますが、中にはそこまでの教養がない人もいるのです。

 

信じられないかもしれませんが、ネイティブの中には“you are”の短縮形を“you’re”ではなく、“your”と書く人が意外に多くいます。

これはボク自身がアメリカに住んでいたときに経験したことでもありますが、とある海外ドラマでも、ひとりのネイティブが“you’re”と書くべきところを“your”と何度も書いていて、別のネイティブに指摘されるというシーンを見たことがあります。

同様に“it is”の短縮形である“it’s”と“it”の所有格“its”を混同するなんていうのもあるあるネタです。

 

他にも“affect”と“effect”を区別できていない人もかなりいるようです。

ちなみに“affect”は動詞で「影響する」、“effect”は名詞で「影響」です。

 

「ネイティブが書いた本だから大丈夫」「ネイティブが講師だから安心」と何も考えずに飛びついてしまうと大変なことになりかねませんよ。

 

 

>>> あなたの日本語は完璧?

だって考えてもみてください。

ボクたちも日本語に関してはネイティブスピーカーです。

でもあなたは外国人に日本語について聞かれたら、完璧に答えられますか?

「私は」と「私が」の違いを聞かれたら…

「チュウチョ」という漢字を教えてくださいと言われたら…

どちらも先生と呼ぶのは同じなのに、「医者」は「お医者さん」と言えるのに、なぜ「教師」は「お教師さん」と言わないのかと聞かれたら…

「目をつむる」と「目をつぶる」はどちらが正しいのかと聞かれたら…

 

どうですか?

これらにちゃんと答えてあげられるという人はあまりいないのではないでしょうか?

実はこれらは実際ボクが日本に来ている留学生にされた質問のごく一部です。

日本人であるボクたちにとっては何気ないことかもしれませんが、日本語を外国語として学ぶ人たちにとってみれば素朴な疑問が湧いても不思議ではありません。

 

国語の先生や、日本語に対してしっかりした知識がある人なら正しく答えられることでも、一般の人にとってはなかなか厳しいと思います。

その場しのぎの誤った知識を与えてしまっては、日本語を勉強している人にとって迷惑です。

 

このことを英語に置き換えてみれば同じことが起きていることがわかってもらえるのではないでしょうか?

ボクたち日本人はもうそろそろネイティブ信仰から抜け出してもいい頃だと思います。

 

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