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2018年11月06日

中高で6年も英語を勉強したのに…

こんにちは!

おとなの英語予備校、代表の谷口翔太です(^^)/

 

日本の英語教育はよく批判の的となることがあります。

中でもよく言われるのは、

「日本人は中学高校6年間英語を勉強したにもかかわらず、英語を話せるようにならない」

というものです。

 

この言葉は果たして真実なのでしょうか?

 

 

>>> 勉強時間が足りない

中学高校6年間英語を勉強すると言われますが、これは十分な時間なのでしょうか?

英語と日本語は体系的にかなり異なった言語です。

この体系的な違いを克服するのは容易なことではありません。

 

例えばあなたがドイツ人であれば、英語を習得するのに今ほど苦労はしないでしょう。

なぜなら英語とドイツ語は体系的に似ているからです。

 

しかし、英語と日本語の体系的な相性は決していいとは言えません。

むしろかなり悪い方です。

 

実は英語を母国語とする人たちが習得するのに最も時間がかかる言語が日本語だというデータもあるんです。

なんと2200時間勉強しないと日本語は習得できないと言われています。

 

逆に言えば、日本語を母国語とするボクたち日本人も2200時間くらい勉強しないと英語は習得できないということになります。

 

では中学高校の6年間でボクたちはどのくらい英語を勉強するのか?

 

学校の授業時間は、トータルでも900時間ほどしかありません。

自宅学習なども含めれば多少変動はあるでしょうし、私立などは学校によってもカリキュラムが異なりますが、それでも圧倒的に勉強時間は足りていないのが現状なんです。

 

 

>>> 話すための受験勉強?

「受験勉強では英語が話せるようにならない」と言われたりしますが、ボクはそもそも受験勉強、特に大学受験の英語の勉強は、話せることを目的としていないと思っています。

 

大学は研究をする場所です。

世界中の学者さんたちが書いた論文などを参考にしながら、自分が専門とする分野を研究して、社会に役立てたり、自分の人生を豊かにしたりするヒントを得る場所だと思うんです。

 

ということは、必然的に大学受験で求められる英語力は「難しい英語の論文を読んでも理解できる力」となるはずです。

そうしないと大学の勉強についていけないからです。

 

ボクは日本とアメリカの大学に通いましたが、教科書や文献を読むときにはかなり苦労したのを覚えています。

難しい英文と向き合う場所だからこそ、受験勉強のときに、難しい英文法や長文読解を学ばなければならないのはむしろ当然のことだと思うんです。

 

つまり受験勉強はそもそも“話す”という行為に焦点を当てた勉強ではないので、それで「話せるようにならない」というのはズレている気がします。

 

 

 

もちろん、英語を話す機会はこれから増えていくでしょうし、話すことに焦点を当てた学校の授業も絶対に必要だとは思います。

でも世間でよく耳にする

「日本人は中学高校6年間英語を勉強したにもかかわらず、英語を話せるようにならない」

という言葉にはそれほどの真実は含まれていないような気がします(*_*;

 

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