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2019年01月01日

英文法解説シリーズ『時制・現在完了形』

明けましておめでとうございます(^O^)/

2019年最初の今回は“現在完了形”の学習をしていきましょう。

 

早速ですが、まずは現在完了形の英文を確認してみましょう。

 

I have lost my key.

 

動詞のカタチは“have+動詞の過去分詞(Vpp)”で表されます。

主語が三人称単数、つまりHe、She、It、またはそれらに言い換えられるものの場合は“have”の代わりに“has”を使います。

 

 

この現在完了形という時制は日本語にはない時制と言われます。

もう少し正確に言うと、日本語訳ではそのニュアンスが十分伝わらない時制といった感じです。

現在完了形をマスターするには、日本語訳に頼らずに、その本質を意識することが大切になってくるんです。

 

一般的に完了形には「継続」「経験」「完了」の3つの用法があると言われますが、その本質にはある共通した考え方があります。

 

それは“過去に起こったことが現在どうなっているか”です。

現在完了形という名前から分かるように、現在完了形は現在にキモチがあります。

次の2つの英文を比較して考えてみましょう。

 

I lost my key.

I have lost my key.

 

日本語訳で考えても意味の違いがわかりにくいので、それぞれのニュアンスをしっかり考えてみましょう。

“I lost my key”は過去形の文で、過去に起きた事実をただ伝えています。

つまり「鍵を失くした」という事実があるだけで、その状況が今どうなっているかまではこの英文からはわかりません。

それに対して“I have lost my key”だと、過去に鍵を失くして、その時点から今現在までずっと鍵がない状態だということになります。

鍵を失くしたときから今も鍵は見つかっていないのだと、この英文から読み取れるんです。

どうですか?

少し現在完了のニュアンスがわかってきましたか?

 

その感覚をもう少し磨いていくために、用法ごと確認してみましょう。

 

 

1.継続

The girl has been here since an hour ago.

「その少女は1時間前からここにいる。」

一時間前(過去)にここに到着し、その時点から今現在までずっとここにいるんですね。

 

We’ve known him for five years.

「私たちは彼と知り合って5年になる。」

5年前(過去)に彼に知り合い、そこから今現在までずっと彼とは知り合いだということです。

 

 

 

2.経験

They have visited the temple before.

「彼らは以前その寺を訪れたことがある。」

以前(過去)その寺を訪れた経験を持って今現在の彼らがあるということです。

 

I have seen the movie twice.

「私はその映画を2回観たことがある。」

その映画を2度観た経験を持って今現在の自分がいるのだというニュアンスです。

 

 

 

3.完了

Our daughter has become a lawyer.

「私たちの娘は弁護士になった。」

娘が弁護士になった瞬間(過去)から、今現在も娘は弁護士として働いていることを伝えたいわけですね。

 

I have just finished my work.

「私はちょうど仕事を終えたところだ。」

仕事を終えて(過去)、今現在私は仕事を終えている状態だということを伝えているんですね。

 

 

現在完了形のニュアンスは“過去に起こったことが現在どうなっているか”

是非この感覚を身につけて現在完了形に触れて、どんどん使ってみてください!

 

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